猫の飼い方

健康の維持と迷子の防止のために、健康診断・ワクチン接種・マイクロチップ

猫が安心して生活できるように、猫を迎え入れる時だけでなく、常に環境を整えることが必要です。

猫の体調管理のために健康診断とワクチン接種は定期的に行うべきです。また、もし迷子になってしまったときに備えて、猫が身元を証明し帰ってこられるようにする必要もあります。

この記事では、猫の健康診断、ワクチン接種、マイクロチップについて説明します。

猫の健康診断

猫は人に比べると寿命が短い生き物です。その点はどうしようもありません。そのため、人よりも注意深く体調の変化にも気を配る必要があります。そのために、定期的な健康診断をすることがおすすめです。

具体的には、7歳までは年に1回、7歳以降のシニア猫と言われるようになってからは、可能であれば半年に1回の検診を受けさせるのが理想です。半年に1度の間隔で、ようやく人にとっての1年から2年ごとの健康診断と同じくらいになるためです。

猫がかかる病気は、人と同じように数多くあります。特にシニア猫になってからは、感染症や突発的な病気だけでなく生活習慣病にも気をつけなければなりません。もし病気になってしまっても、早期発見できれば治療することも可能です。その兆候を見逃さないためにも、定期的な健康診断が効果的なのです。

また、かかりつけの動物病院を見つけておくことも大切です。同じ獣医さんに定期的に猫を見てもらえれば、異常を発見できる確率も高まります。治療が必要になった際も、過去の情報を把握している獣医さんの方が、確実な治療計画を任せられます。

病院きらい…

おうち出るの嫌…

でも仕方ないよねえ…

ワクチン接種

ワクチンの接種も、一度だけで終わらせず、定期的に行うことが望まれます。それによって、病気に対する免疫を備えることができるためです。

一般的に、猫は生後半年以内に2回のワクチン接種を行います。その後は、年に1回程度の定期定期なワクチン接種が推奨されます。

猫を完全室内飼育するため、ワクチン接種は不要だと考えられることもあります。しかし、室内であっても人の出入り、ノミやダニなどの侵入といったリスクはなくなりません。そのため、ワクチンの定期接種がおすすめなのです。ただし、完全室内飼育であれば、頻度を3年に1度くらいまで減らしてもリスクは少ないとも考えられています。

マイクロチップ

猫を室内飼育していても、外に脱走するリスクはなくせません。人が出入りする玄関や窓の閉め忘れと共に、地震などの災害による混乱も考えられます。そこで推奨されているのが、マイクロチップの装着です。

マイクロチップとは、猫の家や飼い主の情報を示すチップを、体に埋め込むものです。それにより、もし猫が迷子になった場合でも、自宅や飼い主がわかるようになります。いわば猫の身分証明書です。飼い主とはぐれてしまっても、どこかで保護されれば帰ってこられるのです。

2022年から、ブリーダーやペットショップで販売される猫については、マイクロチップの装着が義務化されました。これらの経路で販売される猫は純血種が多く、誘拐などのリスクもあるためです。もちろん、ブリーダーやペットショップ以外からもらった猫についても、マイクロチップの装着が推奨されています。

マイクロチップは猫の体に埋め込むものなので、まだまだ不安に感じる飼い主さんもいらっしゃいます。その場合、首輪などに迷子札をつける方法もあります。自分と猫に適した方法を考えてください。

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