猫が膝に乗ってくることがあります。もしくは、猫によっては全然乗ってこない子もいます。膝に乗ってくると嬉しい、乗ってこないけど怖がられてるのかな、いろいろ考えてしまいます。
実は、猫が人の膝に乗るのは気まぐれだけが理由ではありません。さまざまな理由があるのです。この記事では、猫が膝の上に乗る主な理由から、好まれる人の特徴、乗ってもらうための工夫、そして膝から下ろすときの注意点まで、行動の意味と対応を紹介します。
猫が膝の上に乗る主な理由
信頼と安心感の証
猫は本来、用心深く警戒心が強い動物です。そんな猫が自ら膝の上に乗ってくるのは、この人の近くは安心できると感じている証です。
いい感じに落ち着くのよねー
体温調節・暖を取るため
猫の平均体温は約38〜39℃と、人よりやや高めです。その分、寒さに弱い傾向があります。そのため、寒い時期には人の膝の上など、暖かさを感じられる場所を好みます。
甘えたい、構ってほしい
猫は気まぐれだと思われることも多いのですが、本当はとても甘えん坊です。寂しかったり、誰にも構ってもらえない時間が長いと、自分から膝の上に乗ってきて、構ってほしいアピールします。
膝に乗ったときは撫でてもいいのよ
安全な場所・高い位置の確保
猫は高い場所を好みます。狩猟動物の本能から、見晴らしの良いところに登るのだと言われています。そのためか、猫は何かに乗るのが大好きです。人の膝の上も床より少し高いので、本能的に乗ってくることがあるのでしょう。
飼い主を「独り占め」したい
猫は縄張り意識や独占欲が強いと言われています。そのため、人の膝の上に乗るのは、自分の場所であることを主張している場合もあります。
体調不良や不安のサイン
普段あまり膝に乗らない猫が急に頻繁に乗ってくる場合、体調不良や不安の可能性があります。他の兆候と合わせて注意深く観察しましょう。
猫が膝に乗る人・乗らない人の特徴

不思議と猫に好かれる人がいるように、猫が膝に乗ってきやすい人もいます。ここでは、猫に好かれて膝に乗られやすい人や、逆に猫に避けられてしまう人の特徴を紹介します。
猫に好かれる人の特徴
- 動作がゆっくりで静かな人
- 無理に抱っこしたり構ったりしない人
- 猫が好きな素材を膝に敷いている人
- 食事やおやつをくれる人
- 遊んでくれる人
猫が避けがちな人の特徴
- 声が大きく急な動作が多い人
- 強い香り(香水・たばこ)がする人
- タイミングを無視して構う人
膝に乗ってもらうためのコツと環境作り
無理に膝に乗ってもらうのは猫にとってもストレスになってしまいます。あくまで猫が自分から人の膝に乗るのが理想です。そこで、猫に膝に乗ってもらうためのコツを紹介します。
おやつで膝の上に誘導する
膝に乗ったときにおやつを与えることで、ポジティブな印象を持たせられます。
毛布やひざ掛けを活用する
ふわふわ素材を使って、膝を快適な場所にするのがポイントです。
静かな時間を一緒に過ごす
猫が落ち着きやすい時間帯にさりげなく近づいて座っていれば、自然と乗ってくれるようになることもあります。
膝に乗るのは緊張するけど、膝に寄りかかって寝るの好きー
無理強いは厳禁
猫の意思を尊重することが、信頼関係を築く第一歩です。抱っこと同じで、猫の意思に沿わず無理矢理押さえつけたりしてはいけません。
まだ怖いな…
膝から猫を下ろすときの注意点
猫が膝に乗っていると、意外と重たく感じるでしょう。そのうちに足が痺れてくることもあります。しかし、急に動いたり手で猫をどかしたりすると、猫は驚いたり邪魔に扱われたと感じたりして、膝に乗るのを避けるようになってしまいます。
そこで、猫を膝から下ろすときにも、声をかけてからゆっくり動いたり、猫が自然に下りられるよう体を傾けたりして、猫を驚かさないように注意しましょう。おもちゃやおやつで誘導して、猫が自発的に動くのを促すのもおすすめです。
猫と膝の上で過ごす時間がもたらすもの
猫が膝の上に乗っている間は、人と猫の親密な時間を過ごせます。飼い主と猫との信頼や愛情が深まり、猫のストレス軽減にもつながります。
また、膝の上の猫を撫でたりブラッシングをするチャンスでもあり、健康チェックがしやすくなるのも大きなメリットです。
もちろん、飼い主も同時に癒され、リラックスできます。
猫の膝に乗ってくる気持ちを理解してコミュニケーションを
猫が膝の上に乗る理由は、信頼・愛情・安心・本能などさまざまです。いろいろな意味を持つ猫の行動を理解して、猫にさらに信頼されるようになりたいものです。



