複数の猫を飼うと、とても楽しいことが増えます。猫同士で遊ぶ姿や、一緒に眠る姿を見るのは非常に嬉しいものです。
しかし、時には猫同士の関係が悪化し、喧嘩になってしまうこともあります。猫は縄張り意識が強く、相性や環境によってはストレスが溜まり、攻撃的になることもあるのです。この記事では、猫同士の喧嘩を防ぎ、仲良く暮らすための方法を紹介します。
猫の性格と相性を理解する
猫の個性を尊重する
猫同士の喧嘩を防ぐためには、まずそれぞれの猫の性格を理解することが重要です。猫によって性格が大きく異なります。社交的で他の猫とすぐに打ち解ける猫もいれば、慎重で縄張り意識が強い猫もいます。
特に新しい猫を迎える際は、先住猫の性格をよく理解し、新しい猫との相性を考慮することが大切です。
縄張りは守るぞ!
怖いから隠れたい…
年齢差にも配慮する
年齢が大きく違う猫同士は、生活スタイルや遊び方が異なるため、衝突の原因になることがあります。若い猫は遊び好きで活発ですが、高齢猫は静かに過ごしたがる傾向があります。
これらの違いに配慮し、それぞれの猫がストレスなく過ごせるようにしましょう。
初対面時の対応が鍵
新しい猫を迎える際は、慎重に合わせることがおすすめです。猫同士をいきなり対面させるのではなく、少しずつ慣れさせましょう。最初は別々の部屋に隔離し、匂いを交換するなどの方法で、お互いに存在を認識させます。匂いを通じて安心感を持たせた後、ドア越しやゲート越しに姿を見せ合い、徐々に距離を縮めていきます。
そして、初めての対面は短時間に留めましょう。喧嘩が発生する前に切り上げることが大切です。お互いがリラックスして過ごせるようになったら、少しずつ時間を延ばしながら対面させます。
少しずつ近づきます。怖くないの確かめないといけないし、近づいて怒られたら逃げなきゃいけないし
ストレスを軽減するための環境を整える
複数の居場所を用意する
猫は縄張り意識が強いので、それぞれの猫が安心して過ごせる居場所を確保することが大切です。猫は自分だけの安全な場所があるとリラックスできるので、猫それぞれが個別の隠れ場所や寝床を持てるのが理想です。
キャットタワー、ベッド、箱など、隠れられるスペースを複数用意し、各猫が自分の領域を持てるようにします。家の中に複数の居場所を作ることで、猫同士が干渉しないですみ、争いを防ぎやすくなるのです。
猫は高い場所を好むため、高さも利用できます。キャットタワーや棚を使って、上下に異なったスペースを作ることで、複数の猫の居場所が作れます。水平なスペースに加えて縦方向の空間を提供することで、猫同士が快適に距離を保つことができるのです。
食事とトイレの管理
ご飯やトイレの場所が原因で喧嘩が起こることもあります。ご飯やトイレのときには、縄張り意識が高まることがあるためです。適切に管理することで、猫同士の対立を防ぎましょう。
同じ場所で一緒に食事をさせると、争いの原因になることがあります。もし一緒にご飯を食べるのが難しい場合には、それぞれの猫に別々の食事場所を用意するのがおすすめです。特に食事時間にはトラブルが起こらないように配慮しましょう。
猫はトイレに関しても敏感なので、トイレの数を増やすことも有効です。トイレの数は、猫の頭数プラス1つが理想です。トイレが不足していると、猫同士のトイレ争いが喧嘩の原因になることもあるので、各猫が安心して使えるよう、十分な数のトイレを用意しましょう。
トイレは緊張するから離して欲しいです
遊びや運動でエネルギーを発散させる
十分な運動や遊びの時間を確保することで、猫のストレスを軽減し、攻撃的な行動を減らすことができます。猫じゃらしやおもちゃなどで遊んで、猫が狩猟本能を満足させられれば、ストレスを発散可能です。
おもちゃを使って十分に遊ばせることで、余計なエネルギーが溜まることも防げます。それによって、他の猫に対して攻撃的になるのを防ぎます。
また、一緒に遊べば仲良くなることもできます。猫同士が一緒に遊ぶことで、ポジティブな体験を共有し、絆を深めることができるためです。さらに遊んだ後に、おやつを与えたり、褒めたりすることで、猫同士の良好な関係を促進できます。
喧嘩が起きた時の対処法

猫同士の喧嘩が発生した場合、飼い主が冷静に対処することが重要です。喧嘩が激しくなった場合は、大きな音を立てることで猫の注意を一時的にそらすことができます。声をかけたり、手を叩いたりして、喧嘩を中断させましょう。
ただし、飼い主が間に入って猫を分けようとするのは危険です。喧嘩に巻き込まれて爪で引っかかれるなどし、怪我をしてしまうこともあるので注意してください。
喧嘩が続く場合は、猫を一時的に別々の部屋に隔離して落ち着かせましょう。猫がリラックスできるまで、しばらく距離を置き、その後ゆっくりと再会させます。
もし猫同士の喧嘩が頻繁に発生する場合は、獣医さんや専門家に相談することも検討しましょう。
もしかしたら、健康上の問題が原因で攻撃的になっている可能性もあります。痛みや不快感がある猫は、他の猫に対して攻撃的になることがあるためです。健康状態を確認することが重要です。
もしくは、猫の行動に詳しい専門家に相談し、適切な対処法や環境の改善策を提案してもらうこともおすすめです。
まとめ
猫同士の喧嘩を防ぐためには、猫の性格や相性を理解し、環境を整備することが大切です。それぞれの猫に安心できる居場所や十分なトイレ、食事スペースを作ることで、縄張り争いを防げます。また、飼い主と猫たちが一緒に遊ぶことで、猫のストレスを軽減し、良好な関係を築くサポートができます。喧嘩が起こった場合は冷静に対処し、必要であれば専門家の助言を求めて、猫同士が一緒に楽しく暮らせる環境を整えましょう。



