猫の飼い方

猫の飼い方。猫との暮らしを始める前、始めた後のポイントや注意点

猫は可愛いぞ

知ってるー!

でも、何も計画せずに急に飼うと、後から困ったりするかもよ

猫を飼う前に確認すること、飼い始めてから注意することを先に見てみてください

猫を飼う前に考えるべきこと・心構え

猫を飼うと、日々の癒やしや喜びがもたらされます。しかし、同時に大きな責任を伴うものでもあります。

猫の愛くるしい姿が人にポジティブな健康効果をもたらすと言われている一方で、猫との生活には時間・経済的コスト・精神的な準備が必要なためです。飼い主は猫の食事・遊び・健康管理など日々の世話をすること、長期間家を空けられないことを理解する必要があります。

また、飼い主として猫が健康で快適に過ごせる住環境をつくらなければなりません。そして、猫の寿命を考えると、人生の様々な変化(就職、結婚など)があっても最後まで面倒を見る覚悟が求められます。

猫を飼う前には、自宅がペットを飼うのに適しているか、家族全員が猫の飼育に賛成しているか、そして将来的に猫にかかる費用(食費、医療費、不妊・去勢手術など)を支払えるかを検討することが重要です。さらに、猫の性質を理解し、夜行性であること、発情期や縄張り意識など特有の行動に対応できるかも考える必要があります。

最終的には、飼い始める前に家族全員で猫との生活が長期にわたり可能かじっくり話し合い、決して途中で放棄しないという強い覚悟を持つことが肝心です。

猫を飼うなら終生飼養

猫を飼い始めたら、終生飼育しなければなりません。最後まで可愛がれないなら、飼ってはいけません。

猫を捨てるのは犯罪です。いわゆる動物愛護法には、飼い主の責任や義務、そしてそれらを果たさなかった際の罰則が定められています。猫を虐待する、捨てるといった行為は罰せられるのです。

とはいえ、飼い主の病気などが原因で、どうしても飼えなくなってしまうことがあるかもしれません。そのような場合には、必ず次の飼い主を見つけて引き渡してください。周囲の人たち、動物病院、動物愛護センターなど、相談できる相手がいるはずです。

一緒に暮らす猫の探し方

家族として迎える猫を探す方法は、ペットショップやブリーダー、保護施設や譲渡会などさまざまです。

もし飼いたい猫の種類が決まっているなら、ペットショップやブリーダーにコンタクトを取って探してみるのがおすすめです。飼いたい種類が決まっていなくても、ペットショップならたくさんの種類の純血種の猫たちの中から選べます。

保護施設や譲渡会でも、たくさんの猫たちに出会えます。ただし、多くは雑種です。純血種である証明はできません。そのかわり、気に入った子を選べ、トライアルで相性を確認できるので安心です。

それぞれの方法にはメリットとデメリットがあります。猫を探す方法を決めてから探すのではなく、いろいろな方法で並行して探すのもおすすめです。

猫を飼うための費用

猫を飼うには、人だけで暮らすのとは別の費用が発生します。具体的に何に必要になるのか、どれくらいの金額になるのかといったことを、猫を飼い始める前にイメージしておくべきです。

まず、猫を迎えるための初期費用があります。猫をペットショップから購入したり、保護施設から譲り受けるために支払うお金です。そして、猫の健康状態を確かめる検査費と、必要なワクチンを接種する費用が欠かせません。

それに加えて、猫の住環境を整えるためのグッズを揃えることも必要です。最低限でもトイレ、キャリーバッグ、食器、爪切りはそろえてください。キャットタワー、爪とぎ、ウォーターサーバー、ブラシなども用意しておくのがおすすめです。

また、生活する中でその都度必要になる費用もあります。避妊・去勢は1歳までを目処に行うべきですし、ワクチンは定期的に接種すべきです。猫の種類や毛の長さによってはトリミングが必要なこともあります。そして、様子がおかしかったり体調が悪そうなら病院に連れて行く必要があります。突発的な出費があることも理解しておかなければなりません。

猫を飼うためには、さまざまな形で常に出費があります。しかし、飼い始めたら途中でやめるわけにはいきません。あらかじめ必要になる費用の種類と時期を理解しておきましょう。

猫が家にくるまでに準備しておくべきこと

猫を家に迎えるときまでに用意するのは、必要なグッズだけではありません。部屋のつくりや、部屋に置くものを、猫のために調整すべきです。猫にとって生活しやすい環境を整え、猫の健康のために良好な環境にするためです。

猫にとって危険なものを片付け、誤飲しそうなものを出しておかないよう気をつける必要があります。電源コードや植物は猫が噛んでも問題ないか気をつけ、誤飲しそうな紐類や小さなものは出しっぱなしにしないよう心がけましょう。

爪とぎ対策にカバーを設置する、脱走対策に策を設置するなどの設備面での準備も大切です。冷房や暖房を猫にとって快適な温度に維持することも、人は忘れがちですが気をつけたいポイントです。

猫を迎える日にすべきこと

猫は新しい家にきた直後は非常に緊張しています。そのため、猫が安心できる環境を整えることを心がけ、無理に人の都合を押し付けないようにしてください。

猫が家にくる前から使っていたタオルなどを一緒にもらってきて、匂いを嗅がせて安心させましょう。隠れて静かにしているときは、無理に触ったり追いかけたりしてはいけません。また、猫が撫でてもらいたい仕草、遊びたい仕草、トイレを探している仕草を見分けて、適切に対応することも大切です。

猫が新しい環境と飼い主にできる限り早く慣れて、ストレスのない生活をできるように気をつけてあげるのがポイントです。

猫を完全室内飼育するためのコツ

長い間、猫は家の外に自由に出るものだと思われていました。しかし、現在では完全室内飼育が基本です。猫が外に出るメリットとデメリットを比べると、室内で飼うことの方が猫のためにずっと良いと考えられるためです。

猫が外に出ることで、さまざまなリスクが発生します。

  • ・交通事故による深刻な怪我や死亡
  • ・不衛生なものを食べることによる病気や寄生虫
  • ・猫同士のケンカによる怪我や感染症などの病気
  • ・迷子になって帰ってこれなくなってしまう
  • ・不妊・去勢手術をしていない場合の野良猫との繁殖

これらのリスクを避けるために、完全室内飼育が求められています。

ただし、室内飼いの猫には、運動や日光浴が不足するという心配もあります。猫が十分に運動できるよう、キャットタワーを設置したり、おもちゃで遊ぶことを意識してください。また、太陽光の室内への入り方や、猫が日向でくつろげる環境づくりを意識しましょう。

猫が健康的に生活し、天寿を全うできる環境を整えて、室内で適切に飼育してください。

猫を飼うときに必要なしつけ

猫は自由奔放なイメージがあります。しかし、人と一緒に暮らすためには、ルールを教えることも必要です。

例えば、トイレや爪とぎが代表的です。トイレ以外の場所で粗相をしないように、トイレの位置を教えなければなりません。また、家具や壁などを傷つけないように、爪をといでいい場所を覚えさせることも重要です。

ただし、猫は犬と違って、厳しく教えればしつけられるわけではありません。人がしてほしい行動をうながし、誘導する形でしつける方法が有効です。トイレを覚えさせるためには、猫が落ち着く静かな場所にトイレを置いてあげましょう。爪とぎも同様に、家具や壁よりも快適な爪とぎを用意してあげます。それらに猫の匂いをつけて、素早く慣れさせることも効果的です。

予防接種・健康診断・迷子防止が大切

健康診断は定期的に受けましょう。7歳までは年に1回、7歳を越えたシニア猫は半年に1回の検診が理想です。猫は人に比べると寿命が短いので、人よりも体調の変化に気をつけるべきなのです。

また、かかりつけの動物病院をつくっておくことがおすすめです。過去の様子や情報を持っている獣医さんの方が、安心して治療を任せられます。

ワクチンの接種も定期的に行いましょう。一般的に、猫は生後半年以内に2回のワクチン接種をします。その後は、1年から3年に1回程度のワクチン接種が推奨されています。室内飼育ならワクチン接種の頻度を下げていいものの、ノミやダニのリスクはゼロにはならないので、定期接種が勧められています。

もう一つのリスクが、猫の脱走や迷子です。窓や玄関から出てしまうことや、地震などの災害時にパニックになって飛び出してしまうこともあります。

そこで、猫が迷子になっても家に帰ってこられるように、マイクロチップの装着が推奨されています。ペットショップで販売される猫については、マイクロチップの装着が義務化されました。

マイクロチップは体の中に埋め込むものなので確実ですが、抵抗を感じる飼い主もいらっしゃるでしょう。その場合、首輪などに迷子札をつける方法もあります。

猫の健康管理と病院の活用方法

猫は言葉を話しませんし、体の異常を隠す習性があります。そのため、病気や怪我は飼い主が見つけるしかありません。猫の健康を維持するために、常に猫の様子を見守りましょう。

猫の機嫌がいい時には撫でたりブラッシングをしながら、体をチェックします。全身を撫でてみて、痛がるところや嫌がるところがないか確認しましょう。ただし、単純に触られるのが嫌な箇所だったり、抱っこに飽きただけということもあります。

不調の疑われるところがあれば、すぐに動物病院に連れて行きましょう。トイレのおしっこやうんちの様子から、不調に気づく場合もあります。様子を見ているとさらに悪化するかもしれないので、まず獣医さんに見てもらうことがおすすめです。

猫の治療には費用がかかります。突発的に数10万円のお金が必要なったり、長期間の治療が必要になることもあります。高額な医療費に備えるためには、ペット保険に加入するのがおすすめです。

猫を飼うなら避妊・去勢手術を

猫を飼うなら、避妊・去勢手術は当たり前になりました。避妊・去勢手術をすることで猫にとっても多くのメリットがあることが浸透したためです。

猫に避妊・去勢手術をすることで、主にこのような効果が得られます。

  • ・不必要な繁殖を止められる
  • ・オスがスプレー(マーキング)行動をしなくなる
  • ・メスの発情期特有の鳴き声がなくなる
  • ・生殖器系の病気の予防ができる

これらの結果、猫が穏やかに過ごせ、長生きできるのです。

もちろん猫の体質などによっては避妊・去勢手術にリスクがあることは確かです。とはいえ、ほとんどの猫にとっては、メリット方がリスクを大きく上回ります。また、動物愛護法でも、飼っている猫が子どもを産んだ場合に自分で飼えないならば、避妊・去勢しなければならないとされています。

猫との暮らしで気をつけたいポイント

猫は人と異なる習性や体質を持っているので、猫と暮らすためには、人だけに快適な環境を整えるのでは足りません。猫のことも考えましょう。特に、人が留守にする際、猫が留守番をしていても危険がないようにすることが重要です。

まず、猫にとって快適な室温を保ちます。夏は熱中症、冬は暖房器具による火傷に気をつけましょう。そして、トイレをきれいにすることが、猫の健康のために大切です。

また、猫は運動能力が高いので、思わぬところに飛び乗ったりします。棚の上やテーブルの上に、落ちたら壊れてしまう物を載せておくのは危険です。

猫を飼って困ったこともチェック

猫との生活は楽しいものですが、困ることもあります。猫を飼うことで、しにくくなることもあります。

うんちやおしっこが臭い、鳴き声がうるさいといったことが代表例です。猫のためのものが増えるので部屋が散らかったり、人のためのスペースが減ることも一般的です。

旅行がしにくくなったり、猫の体調が悪いときには仕事にも影響が出ます。もちろん、猫を飼うためには費用がかかります。

猫を迎えた後の生活をイメージして、あらかじめ対処方法も考えておきましょう。

多頭飼いのメリットとリスク

複数の猫を飼っていれば、猫同士で遊ぶこともできます。飼い主が留守にしている間でも、寂しく感じることが減るのは大きなメリットです。飼い主にとっても、複数の猫と暮らすのは楽しさが大きくなります。

ただし、猫同士の相性には気をつけなければなりません。一緒に暮らし始めるときには、注意深く距離を近づけることが必要です。

また、猫が増えれば必要なものやスペースも増えます。トイレや食器も複数用意しなければなりませんし、猫それぞれのパーソナルスペースも確保すべきです。もちろん、飼育費用も増えます。

一人暮らしで猫を飼うときの注意点

一人暮らしであっても、猫を飼うことはできます。家に猫がいれば毎日の楽しみが増えます。

とはいえ、一人暮らしで猫を飼う場合、当然ながら世話は全て一人でしなければなりません。留守にするときの空調、トイレ、ご飯などの世話も忘れられません。旅行にいけなくなりますし、猫の体調が悪いときなどは仕事に影響が出ることもあります。

一人暮らしで猫を飼うには、その責任をしっかり自覚して検討しましょう。

猫を飼う準備を整えましょう

いろいろ大変だけど、可愛いからいいんじゃね?

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