猫の飼い方

猫の健康チェックと怪我や病気の対応方法

猫の健康管理は飼い主の責任です。猫は言葉を話してくれません。また、痛いところや調子の悪いところがあっても、それを隠す習性があります。そのため、病気や怪我が見つかりにくいことが問題です。

そこで、猫の健康を維持するために、常に猫の様子を見守ることが大切です。また、猫が発する不調のサインをあらかじめ知っておくことも、素早い発見につながります。この記事では、猫の健康管理のポイント、日常的にすべきことや、猫の調子が悪そうなときの対応方法を説明します。

猫をなでながら健康チェック

猫は無理矢理触ると嫌がります。しかし、なでてほしいときには自分から近寄ってきますし、頭を人に擦りつけたり、膝の上に乗ってきたりすることもあります。そのようなときに猫をなでながら、身体をチェックしましょう。

ブラッシングやコーミングなどの、毛並みを整えるお手入れも有効です。猫の皮膚をマッサージして血行を良くすることにもつながりますし、猫が触られるのに慣れる効果もあります。何より、飼い主とのコミュニケーションにもなります。

猫をなでている間に、以下の場所をチェックしましょう。

  • 目:目ヤニがたくさん出ていないか。
  • 鼻:鼻水が出ていないか、鼻詰まりがないか。
  • 耳:耳アカがたまっていないか。
  • 毛:艶があるか、パサパサしていないか。
  • 全身:ハゲや肌荒れができていないか。

また、全身色々なところをなでてみて、触られるのを嫌がる箇所がないかも確認しましょう。痛みがあって嫌がっている場合もあるためです。

ただし、猫はなでられていると嫌がることがあります。単に触られたくないか、もうやめてほしい場合です。猫が人の手を押しのけたり、しっぽをパタパタさせていたら、嫌がっているサインなので手を離して自由にしてあげましょう。

異常があれば早めに病院へ

猫をなでたりブラッシングしたりといったコミュニケーションの中で、手を触ると痛そうにするとか、耳の中がかぶれているとか、普段と違うことに気づくかもしれません。

おしっこやうんちの状態がいつもと違っていることもあります。うんちがやわらかい状態が続く、おしっこの色が薄いまたは濃い、血が混ざっているといった、不調のサインが見つかる場合があります。嘔吐の頻度が増えたときにも注意が必要です。

尿道結石で血のおしっこでたことあります…

血が混ざってればわかりやすいけど、おしっこが出にくそうだったり、トイレじゃないところでしちゃったり、もしかしたら…っていう行動にも気をつけてほしいです。

また、室内でも猫が怪我をすることはあります。高いところから飛び降りたときに足を痛めたり、何かにびっくりして飛び上がったときに壁などにぶつかって怪我をすることもあります。猫は運動能力が高いものの、怪我のリスクはゼロではありません。歩き方がおかしかったり、動きたがらない場合には、捻挫や骨折をしている可能性もあります。

猫の不調が疑われたら、早めに病院に連れて行ってください。猫は人に比べて身体も小さく、病気の進行も早いため、ゆっくり様子を見ているのはおすすめできません。猫の病気を治すには早期発見・早期治療が大切なのです。

もし判断がつかない場合には、まず動物病院の獣医さんに聞いてみましょう。電話で猫の様子を説明すれば、病院に行って実際に診察してもらうべきか教えてもらえるでしょう。できれば、定期的に健康診断に行く、かかりつけの動物病院を作ってください。獣医さんも過去に見たことがある猫の方が判断しやすく、飼い主も相談しやすくなります。

気づいたことがあったら獣医さんに聞いてみてね。

わたしはときどき耳の付け根あたりがカサカサして傷っぽくなるんだけど、原因がわからなかったの。健康診断の時に獣医さんにお話したら、症状が出た時に見せてほしいって言われました。それで、またカサカサになった時に病院行ったよ。

診断してもらって、アレルギーかもって言われて、そしたら他の行動や不調も説明できるかも…って、いろいろ気づくことがありました。

ペット保険への加入

猫の治療には費用がかかります。特に長期的な通院が必要な病気や、手術が必要な怪我をした際には、治療費は人よりも高額になる場合もあります。猫には人のような健康保険制度がないためです。

猫の治療のために突発的に数10万円のお金が必要なることがあります。そのような高額な医療費に備えるために、ペット保険に加入しておくのもおすすめです。

また、ペット保険には、猫の健康状態について獣医師に相談できるサービスが付帯しているものもあります。かかりつけの獣医師さんに相談するとともに、ペット保険の相談窓口も、猫の健康維持のために活用できます。

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